こんにちは。まめひろです。
残念なことに私には両頬にシミがあります。
美白の化粧品を試しても、シミに良いというサプリを飲んでも、紫外線を浴びないよう気を付けても、一向に消える気配はありません。
皮膚の表面からどうにかしようとしても限界がありそうだと感じていたところ、肝臓が影響しているとの情報を見かけたので詳しく調べてみました。
肝臓とシミの関係
肝臓は体に取り込まれた毒素を害がないようにろ過する役割を担っています。
毒素とは毎日の食事で口にする食材の中にある添加物や残留農薬、タバコやアルコールなどです。
そういったものを多く体内に取り入れ続けてしまうと肝臓が疲れてしまい、その結果、毒素ろ過の処理能力が落ちることになります。
体内にろ過しきれない毒素が蓄積されるのも問題ですが、毒素と分別された「体を作るのに必要な栄養素」を体に十分に送り出すことが出来なくなることも大問題です。
肝臓は、髪の毛や肌・筋肉・血液などからだを作るための栄養素を供給するという大切な働きもしてくれているのです。
それらが滞ると、当然ながら体に不調が出てきます。
お肌も新陳代謝が落ちることで、古い角質を排除して新しい皮膚が作られるというターンオーバーがうまく機能しなくなり、シミが出来やすくなる原因になります。
また、肝臓で合成される「グルタチオン」というシミを予防してくれる成分が生成しにくくなってしまうのも、肝臓の不調がシミに関係する原因とされています。
こうやってみると、肝臓とはシミはもちろんのこと肌や体が健康でいるために大切な臓器なのですね。
肝斑は肝臓とは関係がない。。。とは言いますが
ここで気をつけたいのは肝斑(かんぱん)は肝臓とは関係なく出来るものだということです。
肝斑の原因は女性ホルモンと言われています。
そのため更年期と言われる年齢の女性に出来やすいものなのですが、治療法もシミとは異なる為、注意が必要です。
レーザーで悪化する等の報告もありますし、ホルモンが関係しているとなると自力での改善は限界があるのも確かです。
内服にはトラネキサム酸、塗り薬にはハイドロキノンなどといった医師の処方による改善薬が必要となる場合が多いのではないでしょうか。
そして、「シミと肝斑の見分け方」などもよく紹介されているのを拝見しますが
「左右対称とまではいかないけれどモヤモヤとした薄茶色をしている」など、自分のシミが肝斑なのか素人目には判断が難しいと感じます。
なにより、更年期ではあっても頬に出来ているシミが肝斑だけとは思えません。
肝斑とシミが混在していると思うのです。
肝斑は肝臓が原因ではないとは言われていますが
肝臓が元気に働いてくれることで肌のターンオーバーが正常に近づくのならば
美肌になるために肝臓はとても大切な臓器であると言えます。
まずは医師の診察を受けて、自分のシミについて判断してもらい
必要ならば治療を行いつつ、自分でも肝臓に負担がかからない生活を心がけるというのがベストだと思いました。
肝臓に負担がかからない生活とは
肝臓を元気にしたいと思ったときに気を付けることをまとめてみました。
- 出来るだけ毒素を体に取り入れないようにすること
- 肝臓の手助けをしてくれる食材を取り入れること
- しっかり眠って体調を整えること
では肝臓のことを考えたときに、体に取り入れないほうが良いものとは何でしょう?
それは糖質・脂質・アルコールです。
また、肝臓が悪くなると味覚が鈍化する傾向があるため味付けが濃くなりがちなので、高血圧につながる塩分の取り過ぎにも注意が必要です。
肝臓に負担がかかると言われるものの例をあげてみました。
- 残留農薬・タバコ・アルコール
- 加工品(ウインナー、ちくわ、ベーコンなど塩分・脂質が多い)
- 菓子パン(糖質・脂質が多い)
- くだもの(糖質が多いので食べ過ぎに注意)
- 加糖飲料(糖質が多い) など
逆に積極的に取り入れたい食材は、良質なたんぱく質・ビタミン・ミネラルです。
良質なたんぱく質は肉・魚・卵・豆類などに含まれます。ビタミンやミネラルはきのこ・野菜・海藻に多く含まれます。
なかでも貝、いか、タコといった食品は肝臓の働きを助けるタウリンが豊富なので、意識して食べていくと良さそうです。
栄養を余すことなく摂ることが出来るアサリやシジミのお味噌汁はおすすめです。
とはいえ、肝臓に良いと言われるものでも食べ過ぎてしまっては体の負担に繋がりますし、ビタミンを取るには果物も食べたい…など難しい点もありますね。
要は、ほどほどにバランス良く体に無理をさせない事が大切ということです。ほどほどの食事に適度な運動もプラスして体を健康に保つことが、シミの改善や強い体を作ることになるのでしょう。
食事や運動の習慣を変えるのはとても大変なイメージがありますが、まずは知識を頭に置いておくことで、意識を変えていくことから始めてみるのが良さそうです。無理せず少しづつでも良い方向に進んでいきたいですね。
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